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【心に響く言葉】自分自身を見つめ直す



 おはようございます。先日の朝に、車を運転していて降ってきたといいますか、頭の中に、ふと響いた言葉です。仕事なんかで面談している時に、上司からよく言われる言葉ですね。
今日は、この言葉について考えたいと思います。

☆まずはこの言葉の意味を考えてみる。

 自分自身を見つめるというのは案外出来ないもので、自分が見ている風景というものは自分以外を見つめている事が多いものです。前回の【心に響く言葉】では、老子の「上善は水の如し」をご紹介しましたが、その通りに見つめ直しを行うならば、自分自身を見る時は「下からの目線で見る」必要があります。言い換えますと、「自分自身を見つめ直す」という事は、普段の自分が見ている目線では正確に行えない事を意味します。

☆どういう方向で誰が見つめる様に見るのか

 上記の「自分が見ている目線では正確に行えない」ならば、誰が何処から見るのが良いのでしょうか。この答は前回の「上善は水の如し」の中の「腎」というのがヒントになります。今回も陰陽五行説を出して解説になるのですが、この「腎」という臓器は五行では水になり、身体の一番下を支える臓器であり、「先天の精」を蔵する部位となっています。西洋医学的には遺伝という部分を受け持つ臓器であり、言ってみれば人体では根源に値する部位になります。ですので、水のように振る舞うのが上善という事ならば、自分を見つめるという行いは自分の根源部に眠る、先天の精(遺伝→父母、先祖)の視点で見るという事になります。簡単に言うと「親心の視点」になります。

☆具体的に外見は?

 やはり、まずは「清潔に」という事でしょうか。汚い恰好で親の目の前に立つと怒られますよね。また、相手に威圧感を与えない服装が良いと思います。まあ、TPOに合わせた普通の格好で大丈夫でしょう。

☆具体的に行動は?

 これは、前回の「上善は水の如し」の所で書かせてもらった通りですが。「水の如く」周りの人々に利を与えながら、自分の居場所に満足する事だと思います。親の中には「とにかく上に行け!社長になれ医者になれ!」という人も居ますが、それは水の如しではないので、いつか無理が来そうです。

☆具体的に心持ちは?

 基本的には「Stay Cool」です。難しい話ですが、いつも冷静でいるよう心がけるのが良いでしょう。「上善は水の如し」の方法を用いると案外スムーズにいくと思います。練習あるのみですね。私もまだまだ道半場です。

<参考>

【心に響く言葉】上善は水の如し

以上です。少しでも参考になれば幸いです。

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