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【心に響く言葉】空気感があるでしょ、その四球の間に。

※シリーズの名前を「心に響いた」から「心に響く」言葉に変えました。よろしくお願い致します。

おはようございます。今日は【心に響く言葉】シリーズです。よろしくお願い致します。題名の「空気感があるでしょ、その四球の間に。」は、最近、メジャーリーガーのイチロー選手が「投げぬ敬遠」を経験した日にインタビューで話した言葉です。私がこの言葉を聞いた時、「「間」か。イチローは何と言うかやっぱり東洋人だな・・・。」と思いました。ビートたけしさんも著書で仰ってましたが、「間」合いというものは重要です。物事がスムーズに運ぶかどうかも間合いの良し悪しで決まってしまう事もあります。イチロー選手がこの言葉を仰ったのは、4球投げる間というのも試合の流れの一部であり、「投げぬ敬遠」はその流れを断ってしまうからだと思います。
 
 「間は魔なり」と私はよく思います。「間」というのは非常に重要で、「間」が違えば「間違い」、悪ければ「間が悪い」というように、間の重要性を示唆する言葉はいくらでも存在します。子供が怪我をする原因の一つに指を戸や引き出しで指を挟む事がありますが、これは親の注視の隙(間)が前提として有り、尚且つ二つの空間の間(部屋と廊下、引き出しの内外)で起こります。私たちの思った以上に「間」というのは重要な役割があります。コップで、水を汲んだりする機能はその切り取られた「空間=間」がある訳ですし。特に間の重要性が顕著に表れるのが株ですね(笑)。

 ですので、逆に言いますと間合いを制するという事は、物事の道理を制すると言えます。普段の生活の上で、間合いに注意を払って生活すると、今までよりも物事をスムーズに進める事が出来るかもしれません。例えば、心を冷静において、呼吸を常時静かに整えておくだけでも、間合いを取りやすくするコツになります。

 また、間合いを制するコツはもう一つあります。それは「相手を思いやる」「物事の先を見通す」事です。予め先の予定、相手の事が解っていると、それに合った「間」にすることが出来ます。この技術を持っている人は周りには少ないですけど、そういう方が見えたら、自分の目指す理想となると思います。

最後になりますが、イチロー選手はその経験からそういう「間」が大切という事を肌で感じて会得しているのだと思います。何気ないですが、物事の本質を突く言葉ですね。

今日も中々「言うは易し、行うは難し」な内容でしたが、焦らず一歩一歩実現していく事が重要と思います。私もまだまだですので、お互いに頑張りましょう。

少しでも参考になれば幸いです。

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