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【心に響く言葉】忍耐がとても大事です

今日は【心に響いた言葉】シリーズを書きます。ご紹介するのは、「忍耐がとても大事です。」という言葉。皆さんも子供の頃、大人に言われたことがあると思います。

「我慢しなさい!」

私は、この「我慢しなさい!」がとても嫌でした。ですが、この言葉を初めて目にした際、「ああそうか。我慢するのは真なり、か。」と思いました。

「忍耐がとても大事です。」と言ったのはオマハの賢人、ウォーレン・バフェット氏です。

2年ほど前から、バフェット氏の著作をしばらくの間集中的に読んでいました。この方は株式投資の神様と呼ばれている方ですが、色々と良い人生訓も仰っています。株式投資を人生と同じように見られている気がします。この方の投資方法は超長期投資と呼ばれています。良い株を安い時に買い、ずっと持ち続けるという方法です。簡単に書いてますけど、これは実際に行ってみると解るのですが本当に出来ない事です。長期で持つ理由は福利効果を期待したもので、その会社の資産価値が毎年増えていく事を利用した投資の方法を取るからです。原理は簡単ですが、中々出来ない。その理由が「忍耐力」です。

 株式投資は、何処が底か、何処が天井かという事の判断が非常にし辛く、後になって、「ああ、あそこのタイミングで買っておけばよかった(売っておけばよかった)」という後悔を常時することになります。感情的になって判断してしまって失敗するという事もよく経験します(高値買い、安値売り)。バフェット氏の凄い所は、そういう株の上下による変化で感情的にならず、じっと自分の売りたい金額になるまで耐えて待つ(忍耐力)事が実際に出来るという事だと思います。

 私たちはそこまで信じられない忍耐力というのは難しいかもしれません。ですが、心を「Stay Cool」にして「忍耐力」をつける練習は毎日の生活の中で出来ると思います。考えてみますと、例えば私は薬剤師というライセンスがあって、それで生活が出来ている訳ですが、それはライセンス取得まで、周囲の応援があってこそですが、自分で頑張って勉強を耐え忍んでしたからです(皆さんも、似た経験をお持ちだと思います)。そう考えると、忍耐力というものは、私たちが思っているよりもずっとずっと大切なものなのかもしれません。「忍耐」という言葉の有用性を再認識しました。

 今日は、子供の時に聞いた「我慢しなさい!」という嫌な言葉は、実は自分たちに宝物をくれる可能性があるとても大事な言葉だった、というオチです。まあ、嫌な気持ちになったのは言い方の問題でしょうけどね(上で語った言葉が全部ぶち壊しになりました。笑。)
 
参考になれば幸いです。

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